米国カリフォルニア州レッドウッドシティ発 (2018年6月19日) オープンなデジタルメディアを確立するため、 パブリッシャーにセル・サイド・プラットフォーム(SSP)を提供する企業であるPubMatic Inc.(本社:米国カリフォルニア、 共同創設者兼CEO:ラジーヴ・ゴエル(Rajeev Goel)は、 本日、 自社でプログラマティック技術を実装し管理を試みるパブリッシャーとテクノロジー企業向けに、 「PubMatic Cloud」を発表しました。PubMaticの技術、 グローバルなインフラストラクチャーとPaaSベースのデマンドサイドとの接続にアクセスすることにより、 クライアントは透明性を向上し、 プログラマティック広告の収益化をより強力にコントロールできるようになります。

プログラマティック取引が主流になるにつれて、 ヘッダー入札のようなイノベーションや広告詐欺のコントロールはパブリッシャーに利益をもたらしました。 しかし、 バイサイドとサードパーティのテクノロジーとの統合、 および進化するテクノロジーの管理のために、 インフラストラクチャーのコストとオーバーヘッドの増大という問題も生み出しています。 業界でブランディング広告予算がプログラマティックに益々シフトすることにより、 パブリッシャーやテクノロジー企業にとって、 イノベーションに対応するための能力を維持することが課題となっています。

レポートによると、 業界において「アドテク税」(ベンダーのマージン)の課題に取り組む動きがあり、 マーケティング担当者の86%が今年、 プログラマティック広告管理の一部をインハウスで取り組む計画をしているとのことです。

パブリッシャーは、 この変化するエコシステムに対応する技術を必要としています。 また、 デジタルコンテンツのクリエーターとコンテンツ提供側のテクノロジー企業は、 レベニューシェアモデルを継続するか、 エンジニアリングに多大な投資をして、 社内で精度の高いSSPを構築するかの選択に直面しています。 PubMatic Cloudは、 このような状況にあるパブリッシャーに代替手段を提供します。

非常に豊富なAPIと構成可能なソリューションにより、 PubMatic Cloudは高い透明性と制御性を提供します。 パブリッシャーは、 フルサポートされ、 かつ統合されたプログラマティックソリューションを立ち上げることができます。 そしてテクノロジープロバイダーは、 自社での技術開発に要するコストの一部で迅速にソリューションの強化を実現できます。 追加設定が必要ないPubMaticのSSPは、 200を超えるデマンドサイド・プラットフォーム(DSP)と他のバイヤーとの統合を提供し、 デマンドサイドに比類のないアクセスを提供します。
また、 PubMatic Cloudには、 堅牢な広告スキャン、 詐欺検出、 ブランドセーフティーツールが含まれているため、 クライアントは品質管理を確実に実施できます。

「10年以上にわたり、 PubMaticはプラットフォームを調整し、 グローバルインフラストラクチャーの構築、 数百のデマンドパートナーの統合、 エンジニアリングの人材の確保と維持、 機械学習の導入などを行ってきました。 当社が実施してきたことをゼロから行うことは、 自社向けの検索エンジンを一から始めたいと思うようなものです。 当社は、 パブリッシャーのビジネスを強化し、 継続的な成功を確実にする支援を行ってきた経験があるため、 効果的な代替案であるプライシングモデルをPubMatic Cloudに搭載できるのです」と、 PubMaticのCMO兼米国パブリッシャーデベロップメントのトップであるジェフ・ハーシュ(Jeff Hirsch)は述べています。

詳細については、 http://pubmatic.m-staging.com/products/cloud/ (英語)をご覧ください。